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2025/04/20

ナラタージュ

2011年一月五日、読破完了

とにかく、胸を締め付けられる切ない本。お互いのことが好きで、でもつながることはできない。どうにもできないその思いが伝わってきた。

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2011/01/07 小説 Trackback() Comment(0)

再読を終えて

前回紹介したシグナルの再読終わったんで、再読の感想でも書くことにします。
2回目ってなんだか、最初読んでいるときに見えなかったものが見えてくる気がする。
おれだけ?

シグナル (幻冬舎文庫)
シグナル (幻冬舎文庫)

*ねたばれを含みます

再読していて感じたことは、一度目より、2度目のほうが自分と照らし合わせて本を読めているということ。
まだ17年しか人生を生きていないけれど、そこそこいろいろな経験はしてきた。
そんな自分と物語の登場人物を照らし合わせて、このときはこうゆう心情なんだろうなあ、きっとこの人はこうゆう返事を待っていたんだろうなあ、など、思いをめぐらせて読むことができた。

p255引用 

もしもいま、この握っているルカの手を引いたら。
しゃがみこんで不安定な彼女は、きっと垂れかかってくる。手を引いてしまえ。悪魔のささやきが聞こえ、指に力がこもる。
だが、ぼくはそっと手を離した。
「また相談があったら恵介に相談するね」
小首をかしげて微笑む彼女は信頼の目で見つめてくる。彼女にしては珍しくあどけない表情をしている。誘惑に負けて抱き寄せないでよかった。


再読していて、ここで思ったのはたぶん、彼女(ルカ)は恵介が手を引かないことを信じて、わざと、しゃがみこんだんだと思う。試すためではなく、信頼の証拠に。


「残念だけど、人と人は分かり合えないもんだよ。俺はそう思う」
(略)
「この人とだけはわかりあいたいって思ったら、必死に手を伸ばすんだよ。奇跡的にめぐり合えたたった一人の人なのだから、何があっても信じるんだよ。僕にとってルカは、そういう人なんだ」


この恵介のせりふに、自分はすごく同感した。
自分も、人と人は心のそこからわかりあうことはできないと思う。
他人であるのだから、違って当然だと思う。
ブログだからかけるのだが、自分も他人を信じるのは抵抗を感じる。
どこかで裏切られるような、そんな不安が心の中にある。
この小説に出てくるレイジのように。
だけど、恵介が言った2行目の文章。
この言葉を作者は読者に伝えたかったのだと思う。
他人を信じることの大切さを。
だから、これからは、もう少し他人を信じて動いてみようと思う。

再読の感想でした
なんだか、いい本に出会うと自分も本を書きたくなってしまうのが俺の癖。
ちょっと書いてみようかな。

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2010/12/10 小説 Trackback() Comment(0)

シグナル

昨日、友達と部活帰りにふと立ち寄ったワンダーグーで購入した本、「シグナル」

感動したぞ(´;ω;`)

映画館でバイトを始めた恵介。そこで出会った映写技師のルカは、一歩も外へ出ることなく映写室で暮らしているらしい。なぜ彼女は三年間も閉じこもったままなのか?「ルカの過去について質問してはいけない」など三つの不可解な約束に困惑しながらも、恵介は固く閉ざされたルカの心の扉を押し開いていく。切なく胸を打つ、青春ミステリ感動作。


久々の名作です。
今まで読んでいた中でBEST3には入るんじゃね?くらいの名作
まず、読み始めて思ったのが、文章が鮮明で、小説の中の世界に一気に引きずりこまれました。
映写室の騒音から、脂っこい匂いまでもが、頭の中で再生され、どっぷりと物語につかることができ、なかなか本を閉じれなくなる。
一晩ぶっ続けで読んでしまった
ストーリーも自分は気に入っており、やっぱり、人が成長していく姿っていいね
特に、小説の主な舞台が映写室という、あまり知れていない場所がいいと思う。
暗い映画館の映写室で主人公の恵介とルカをおくことにより、真っ暗な世界から、色とりどりな世界に変わるのがとてもいいと思った。
そいて、心に残った名言(?)

人を好きになれば、必ず不安はつきまとう。しかしそれでも相手を信頼し、大切にし、尊重し、支えることで絆が生まれ、不安は消えていくんじゃないか。愛が本当になるんじゃないか。

これを読んだときには感動して鳥肌が立ったw
やっぱり、読書っていいね!
今から再読してくる

これ、読まなかったら損だぞお。

この本はまるで、映画館の大きなスクリーンで物語を見ているのと同じくらい、いや、それ以上迫力があり、登場人物一人ひとりの呼吸音や、映写室の匂いまでもが、頭の中で鮮明に映し出された。主人公の恵介が、映画館で働くルカに心を惹かれ、ルカを守ろうとする姿がとてもよかったです。

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2010/12/09 小説 Trackback() Comment(0)

退出ゲーム

読破完了しました
退出ゲーム。
これはちょっと癖がある本だと思う。
千里眼シリーズを読んだ人ならよく理解できると思うけど、主人公の友達の男が無双状態で事件とか物事を解決していく感じかな。
別に悪いといっているわけではなくて、こーゆー幹事の本って、好き嫌いにみんな分かれるじゃん?
俺はどっちかというと、好きではないけど、中身の構成が面白ければおk。
特に一番最後の章はかなり面白く、読んでいてにやにやがとまらなかったw。
ぜひ、読んでみてください。

初野 晴
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2010-07-24

青春推理小説の定番ともいえる小説。
ハルとチカのやり取りが面白かったりもする(笑

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2010/12/08 小説 Trackback() Comment(0)

イニシエーション・ラブ

読み終わりましたよっと。
にしても結構衝撃的でしたが、最後の二行に「やられた!!!」って感じ。
こういうの読むと、人間不信になりそうwwww
読んでいて薄々「ああ、これって女が―――ってかんじかな?」とは思っていたけど・・・・まさかのラストだなあ。
この本はside-Aとside-Bに分かれているんだが、どちらにも少しずつヒントみたいなものが隠れてる。
でも、これって結構年配の人じゃないとわからない人多いかも。
高校生でもわからなくはないけど、やっぱり、ヒントはちょっと理解しづらかったな。
ミステリーとは一味違うような、ミステリー。
恋愛小説としても、ミステリーとしても二度味わえますね。
よかったら読んでみてください。


ラスト二行を読んで、最初は「?」を浮かべていたが、読み直しているうちに、巧妙なトリックが理解できた。
確かに二度読み返してしまう本ですね。
それに、女って怖いっとも思いました、
本書で言っていた「絶対なんてない」みたいな言葉。
そのとおりだと思います。

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2010/10/03 小説 Trackback() Comment(0)

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